2007年9月30日日曜日

F1日本GP決勝 強い雨で波乱のレース

 F1日本グランプリ決勝、強い雨で2度のセーフティーカー投入となるなど、波乱のレースだった。
 ハミルトンは、本当に素晴らしい走りで、殆ど危ない場面のない安定した走りで優勝。
 アロンソは、途中マシンにダメージを追った挙げ句激しくスピンしてウォールに激突。ノーポイントでシリーズチャンピオンの防衛は厳しくなった。
 佐藤琢磨は、あまりパッとしない不満の残るレース内容。一方、山本左近は自己最高順位となり、明暗を分けた。
 マッサの終盤の頑張りは面白かった。最後に魅せてくれた。
 トヨタ・ホンダ勢は、今シーズンの不調をそのまま反映したようなレースだった。特にバトンは予選のアドバンテージを全く生かすことができず、最後もチェッカーフラグを受けられずに停止(恐らく完走扱い)という、散々な結果だった。

2007年9月29日土曜日

初音ミクで般若心経

 久しぶりにDTM(デスクトップミュージック)を始めた。理由は、ソフトウェアシンセサイザー(とPC)の性能が格段に向上し、昔は難しかったフルオーケストラの曲を容易に鳴らすことが出来るようになったからだ。
 早速、シンセサイザーを買いに行ったのだが、ビックカメラのDTMのコーナーに行くと、「初音ミク」なる製品が置いてある。「DTMの世界まで萌えなのか?」と半分悲しく思いつつ、GARRITAN PERSONAL ORCHESTRA Second Editionを購入。
 VSTの設定方法が分からず、色々調べていたところ、何と、偶然、初音ミクが般若心経を唱える動画を見つけてしまった! これはすごい。「初音ミク」はただの萌え系製品ではなく、ヤマハのVOLCALOID2という合成音声システムを利用した、歌うシンセサイザーだったのだ。しかも、クォリティは極めて素晴らしい。JR東日本のATOSの音声なんか、全部初音ミクに置き換えた方が良いのではないかと思うくらいだ。

F1日本GP予選

 秋らしい、ひんやりした空気が漂う季節、いよいよ、今年もF1日本グランプリがやってきた。
 どうやら、今年は、予選、決勝ともウェットコンディションになりそう。

 予選は、早速、日本人二人ともQ1でノックアウト。もはや、お決まりの展開!? 日の丸2枚が一番下に表示されるのは、悲しい・・・
 バトンはQ3まで残り、ホンダ魂を少しは見せつけたといえるだろう。7位は今シーズン最高(まあ、物足りないのは事実だが)。
 ハミルトンは相変わらずの超ハイパフォーマンスで、あっさりポールポジション。強くても憎らしくない、ナイスガイなところが、私は好きだ。

 明日の決勝、くっきりした富士山の姿と、荒れたレースを見たい。

2007年9月20日木曜日

Wii「バーチャルコンソール」で「スーパーメトロイド」配信開始

 Wii「バーチャルコンソール」で「スーパーメトロイド」の配信が開始された。「スーパーメトロイド」は、SFC史上最高峰といっても良いくらいの大傑作だと、私は思っている。北米では、既にメトロイドプライム3 コラプションが発売されているが、日本でも発売間近である。今回、任天堂は、メトロイドプライム3 コラプションの国内発売時期を勘案して、配信タイミングを合わせてきたようだ。

 早速、プレイしてみる。

 オープニングの緊張感は、今でも色褪せない。陰鬱であり、今にもメトロイドに精気を吸われそうな感覚を覚える(エンディングへの伏線なのだが)。
 音楽は全般的に渋め、とても良い雰囲気。ボス戦は相当盛り上がる。短いのだが、リプレイ時のスタート音楽もセンスが良くて好きだ。
 マップの構成は極めて秀逸。エリアごとにテイストが変えてあり(恐らく、四元素「風、土、火、水」)飽きない。また、意外な場所が隠し通路で繋がっていたり、マップに表示されない場所が異様に広かったり、今プレイしてもアイディアの豊富さと斬新さに驚く。エンディングまでもマップの繋がりを意識しなければならない。「あんな所に出口があったとは!」と絶対思うはず。
 アイテムの使い方を工夫しながら道を切り開いていくのは、ゼルダにも通ずるところがある。アクションがかなり上手ければ、ショートカット出来たり、アイテムを早めに取れて楽が出来るので、2周目以降のタイムアタックも楽しめる。
 そして、ベビーメトロイド改めスーパーメトロイドが、サムスを**してくれるシーンは、涙ものだ。当時の感動がよみがえる。

 結局、5時間46分でクリア。アイテム取得率は83%。久しぶりにプレイした割には上出来だろう。エンディングロールを見ていたら、プロデューサが横井軍平氏になっていた。本当に素晴らしいゲームを残していってくれたものだ。感謝。

 ちなみに、3時間以内にクリアすると、エンディングで***が**する。一度アタックしてみてはいかが。

2007年9月12日水曜日

安倍首相、辞任を表明

 遂に、今日、安倍首相は辞任を表明した。
 記者会見において辞任について語る安倍総理は、やつれ、声の張りはなく、目には涙を浮かべ、弱々しかった。私は同情の念を感じている。辞める人に対して、たとえ儀礼的ではあってもはなむけをするのは、日本人としての礼儀だろう。

 もちろん、「何故今辞めるのか」と、批判があるのは当然である。所信表明演説をしたばかりであり、テロ特措法延長について「職を賭して取り組む」とまで言ったのにもかかわらず、政治の空白をみずから作ってしまったのだから。

 しかし、私は思うのだ。「もう、限界だよね。お疲れ様でした」と。これだけ全方位から猛攻撃を受け、組閣もまともに出来ず、よく今日まで内閣が保ったものである。

 現首相が辞任を決めた以上、もはや政治は次の首相の指名へと速やかに進まなければならない。テロ特措法、年金、政治とカネ、北朝鮮等々、政治は常に問題山積なのだ。

杉山邦博さんの本場所取材証を没収した日本相撲協会

 全く、日本相撲協会は、本当にデブの能無し揃いではないか?
 杉山邦博さんは、元NHKアナウンサーで東京相撲記者クラブ会友に所属する人である。日本相撲協会は、11日に杉山さんからIDカード(本場所取材証)を没収したそうだ。理由は明らかになっていないが、杉山さんが朝青龍問題に関して、協会批判をしたことが原因のようである。

 しかし、私は、杉山さんが相撲を愛しているからこそ、協会を批判したのではないかと思う。
 批判する人間を全て抹殺するような行為に走る組織は、長くは保たない。それは、歴史が証明している。協会には、一時の感情のもつれに流されることなく、冷静な目で、今後の諸問題に対応してもらいたいものだ。

2007年9月10日月曜日

安倍総理、テロ特措法延長に「職を賭して取り組む」

 ついに、安倍総理の口から、内閣総辞職に関する発言が出た。テロ特措法延長に対して、「職を賭して取り組む」のだという。要するに、「延長できなかったら辞める」ということだ。遂にパンドラの箱を開けてしまった。

 はっきり言って、テロ特措法延長が殆ど無理なのは明らか。それでも、「職を賭して」というのだから、もう辞める気なのか? 「美しい国」作りや、「戦後レジーム」はどうなったのか?

 いよいよ、末期症状が出てきた感じだ。

2007年9月6日木曜日

台風9号、首都圏に迫る

 今日は、定時に退社し即帰宅。しかし、帰り際、豪雨に見舞われた。まるで、背中にバケツで水をぶっかけられたかのようである。
 

2007年9月4日火曜日

遠藤農水相、就任1週間で去る。安倍内閣、もはや存在価値無し?

 またまた、「政治とカネ」の問題が噴出した。

 進藤農水相が理事長を務める農業共済組合が、補助金を不正受給した上、さらに3年もの間放置していたというのだ。農水相の辞任は至極当然である。そして、安倍総理の任命権者としての責任は重大である。はっきり言って、内閣及び総理は機能しているのか? 思考回路が働いていないと思われても仕方あるまい。

 今回の内閣改造について、農水相のポストが鍵を握ることは、事前に分かっていたことである。なぜなら、松岡前々農水相は緑資源機構の問題に関与したと疑われて自殺に至り、赤城前農水相は絆創膏を顔に貼り醜態を晒し、さらに事務所費の不正経理問題を追及され更迭となったのだ。農水相には、もっとも「クリーン」な議員を割り当てなければならなかった。しかし、改造後1週間にして、これである。現政権には農水相一人の「身体検査」をする能力すらも無いことが露呈した。
 
 進藤農水相の辞任により、内閣支持率が再び暴落するのは避けられない。国民は、もはや安倍政権に何も望んでも無駄だと思っている。体裁すらも整えられない内閣に、政権担当能力があるとは到底思えない。

 安倍総理は、遂に、一線を越えてしまった。